- かけだれを混ぜておく
めんつゆ(3倍濃縮)10g(小さじ2)+水20g を器で合わせておく。 - お湯を沸かす
鍋に水700gを入れ、しっかり沸騰させる。差し水を入れると約950gになるので、1.5L以上入る鍋を使う。 - 火を止めて差し水
沸騰したら 火を止めて、水250gを加える。これで湯温がおよそ 79℃ になる。温度計があれば 78〜80℃ を確認する(高ければ水を50gずつ足す)。 - 卵を入れる
冷蔵庫から出したての卵2個を、おたまでそっと沈める。割れないように静かに。卵を入れた直後で約73℃。 - ふたをして放置
ふたをして 15分 そのまま置く(夏場や室温が高い日は13〜14分)。この間は 火にかけない・ふたを開けない。 - 氷水にとる
時間になったら取り出し、氷水(水+氷)に2〜3分つけて余熱を止める。夏場の水道水はぬるいので必ず氷を入れる。すぐ食べるならここで割ってよい。 - 盛り付け
器に割り入れ、かけだれ(めんつゆ10g+水20g)を回しかけ、小ねぎやかつお節をのせる。麺にのせる場合はたれなしでそのまま落とす。
卵3個で作るとき
手順は上とまったく同じ。変わるのは湯量・差し水・かけだれだけ。
材料(3人分 / 卵3個)
- 卵(M玉・冷蔵庫から出したて) … 3個(約150g)
- 水(沸かす用) … 1000g(1L)
- 差し水 … 350g
- 小ねぎ・かつお節(仕上げ・好みで) … 各少々
合わせ調味料:かけだれ(先に混ぜておく / 3人分)
- めんつゆ(3倍濃縮) … 15g(大さじ1)
- 水 … 30g
読み替えるところ
- 手順2 … 鍋に水 1000g を沸かす。2L以上入る鍋を使う(差し水後1350g+卵)
- 手順3 … 火を止めて水 350g を加える(約79℃)
- 手順4 … 卵3個を 重ねずに横一列に並べて 沈める(重なると温まり方にムラが出る)
- 手順5 … 15分のまま(湯量を増やしているので時間は変えない)
- 手順7 … かけだれは めんつゆ15g+水30g
📝 湯量を増やすときの決まり
差し水は、沸騰湯の約35%。この比率を守れば、卵の数が変わっても同じ温度からスタートできる。 例:沸騰湯700g→差し水250g/沸騰湯1000g→差し水350g/沸騰湯1200g→差し水420g
うまくいかないときの直し方
仕上がりから原因が分かる。直すのは一度に1か所だけ(2つ同時に変えると、どちらが効いたか分からなくなる)。
| 仕上がり | 原因 | 直すところ |
|---|
| 白身も黄身も固い(ゆで卵になった) | 湯温が高すぎ(80℃を超えた) | 差し水を50〜100g増やす。時間はそのまま |
| 白身はとろり・黄身だけ固い | 時間が長い | −2分(15分→13分) |
| 白身も黄身もゆるい | 湯温が低い/時間が短い | 差し水を50g減らす、または +2分 |
| 白身だけ固く、黄身がとろり | それは温泉たまごではなく半熟卵。湯温が高く時間が短い | 差し水を増やして時間を延ばす |
- 冷水にとるのは「これ以上固くしない」ためのブレーキ。すでに固まったタンパク質は冷やしても戻らないので、固まりすぎたときの原因は冷やし方ではなく、放置中の湯温。
- 鍋と卵のサイズで最適時間は変わる。一度決まればそれが自分の家の基準になる。
コツ
- 湯はたっぷり … 湯量が多いほど温度が下がりにくく、失敗しにくい。ただし鍋は湯があふれない余裕のあるサイズで。
- ふたを開けない … 一度開けると温度が下がって黄身が固まりきらない。
- 保温力のある鍋(厚手・ホーロー・土鍋)は温度が下がりにくいので 1〜2分短めに。薄いアルミ鍋なら1〜2分長めに。
- 殻が割れにくいように … 卵は横から静かに沈める。気になるなら丸い方に画びょうで小さな穴を開けておく。
- 温度計が1本あると確実。卵を入れる直前に78〜80℃ を確認するだけでほぼ失敗しなくなる。
保存
- 冷蔵 … 殻のまま 密閉容器で 2〜3日。使う直前に割る。
- 冷凍 … 食感が変わるので向かない。
- 作り置きするときは、氷水でしっかり冷ましてから冷蔵庫へ。
電子レンジで1個だけ作るとき
- 小さめの器に卵1個を割り入れ、卵がかぶるまで水(約100g)を注ぐ。
- 黄身につまようじで2〜3か所穴を開ける(これをしないと破裂する)。
- ラップはせず、600Wで50秒〜1分加熱する。白身が白く固まりきる手前で止める。
- 足りなければ 10秒ずつ追加する。加熱しすぎると一気に固まるので少しずつ。
⚠️ レンジ加熱は必ず 黄身に穴を開ける こと。穴なしだと破裂する。ゆで卵状態のものを再加熱するのもNG。
メモ
- 半熟卵との違い … 半熟卵は「白身が固く、黄身がとろり」、温泉卵は その逆で「白身がとろり、黄身がもったり」。温度帯(黄身は約65〜70℃、白身は約80℃で固まる)の差を利用している。
- シマダヤ冷やし中華ごまだれの冷やし担々麺 / 冷やし担々麺 のトッピングに。うどん・そば・牛丼・カレーにのせてもおいしい。