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主菜(肉)

麻婆茄子レシピ

とろっと油を吸った茄子に、豚ひき肉のうま味とピリ辛の中華だれをからめた定番おかず。 茄子は先に油で焼きつけて甘みととろみを引き出し、たれは味噌ベースで甜麺醤なしでも本格的な味に仕上げる。 豆板醤は少なめにして辛さは控えめ、花椒やラー油は仕上げに“かける”方式にすることで、辛いのが苦手でも食べやすく、好みで調整できる。 60代夫婦の2人分・薄味(塩分0.8%)を基準にした、やさしい辛さの一皿。

2人分塩分 0.8%基準2026年7月22日登録
  1. 合わせ調味料を先に作る
    A(麻婆だれ) … ボウルに 豆板醤6g・みそ7g・しょうゆ4.5g・砂糖3.5g・酒18g・鶏がらスープの素2.5g・水120g を入れて、みそが溶けるまでよく混ぜておく。
    B(水溶き片栗粉) … 別の小さい器に 片栗粉4.5g・水10g を混ぜておく。
    先に合わせておくと、炒めるときに慌てず味が均一に決まる。(味の素はここでは入れない)
  2. なすを切って水にさらす
    なす300g はヘタを落として縦半分にし、斜めに切り込みを入れてから 一口大の乱切り(約3cm) にする。切ったらさっと水にさらしてアク抜きし、ざるにあげてしっかり水気をふく。水気が残っていると油はねするので、キッチンペーパーで押さえてよく取る。
  3. 薬味を刻む
    長ねぎ55g・にんにく7g・しょうが7g をそれぞれみじん切りにする。にんにく・しょうがは香りの土台、長ねぎは食感とうま味になる。長ねぎは半量を仕上げ用に取り分けてもよい。
  4. なすを焼きつける
    フライパンに サラダ油16g を中火で熱し、なすを入れて 3〜4分、あまり動かさずに焼き色をつける。ときどき返して全体に油をなじませ、表面がしんなり・中がとろっとしたら一度取り出す。油を吸わせて焼くことで、なすの甘みととろみが出る。
  5. 薬味とひき肉を炒める
    同じフライパンに にんにく・しょうが を入れて弱火で香りが立つまで炒め、豚ひき肉100g を加えて中火に。肉の色が変わり、少し焼き色がつくまでほぐしながら炒める。ここでしっかり炒めると、肉のうま味と香ばしさが出て味に深みが出る。
  6. 合わせだれを加えて煮からめる
    長ねぎ55g(仕上げ分を残す場合は半量) を加えてさっと炒め、合わせ調味料A(麻婆だれ:豆板醤6g・みそ7g・しょうゆ4.5g・砂糖3.5g・酒18g・鶏がらスープの素2.5g・水120g) を回し入れる。煮立ったら 焼いておいたなす を戻し入れ、中火で1〜2分、たれをからめながら煮る。なすにたれを吸わせるイメージで、やさしく混ぜる。
  7. とろみをつける
    一度火を弱め、合わせ調味料B(水溶き片栗粉:片栗粉4.5g+水10g) をもう一度よく混ぜてから回し入れる。すぐに全体を混ぜ、再び中火にして20〜30秒、とろみが出てつやが出るまで加熱する。とろみは冷めると固くなるので、ゆるめでとめてちょうどよい。
  8. 仕上げ
    火を止め、ごま油5.5g を回しかけて香りをつける。好みで 味の素少々 を全体にふって軽く混ぜる。火を止めてから加えると、味見して量を調整しやすい(入れすぎ防止)。

コツ・保存

❗ なすをおいしく仕上げる3つのコツ

なすは油と相性がよく、火の入れ方でとろみと色が決まる。以下を守ると、色よく・とろっと仕上がる。

  1. 水気をしっかりふく:油はねを防ぎ、油なじみもよくなる。
  2. 先に焼きつけてから戻す:最初にしっかり焼き色をつけると甘みが出て、煮込みすぎず色よく仕上がる。
  3. たれは後入れ・とろみはゆるめ:なすを焼いてからたれをからめると味がぼやけない。片栗粉はゆるめでとめると冷めても固くならない。
  • 辛さは調整自在:豆板醤6gは控えめの辛さ。もっと辛くしたいときは仕上げにラー油を数滴、しびれが欲しいときは花椒(ホアジャオ)少々を最後にふる。子どもや辛いのが苦手な人がいるなら、豆板醤を3.5gに減らして仕上げにかける方式にすると取り分けやすい。
  • 甜麺醤がなくてもOK:みそ+砂糖で甜麺醤の代わりになる。甜麺醤があるなら、みそ7gを甜麺醤7gに置き換えてもよい(塩分は少し下がるので、しょうゆを1g足して調整)。
  • 保存 … 冷蔵で2〜3日。温め直すときはレンジで軽く。なすが油を吸っているので、冷めると味がしみてこれはこれで美味しい。

仕上げ・盛り付け

器に盛り、取り分けておいた刻み長ねぎを天盛りにする。好みで糸唐辛子・白ごま・ラー油・花椒を添えると彩りと香りが立つ。温かいごはん(1杯150gの少なめ)にのせて麻婆茄子丼にしても、ボリュームのある一杯になる。汁物(わかめスープや卵スープ)を添えると献立としてまとまる。

メモ

  • ひき肉は豚が基本だが、合いびき・鶏ひきでもよい(鶏ひきならあっさり、合いびきならコク増し)。
  • なすの代わり・追加でピーマンやししとうを入れると彩りと食感が加わる(油で軽く炒めてから戻す)。
  • ボリュームを増やしたいときは、厚揚げや木綿豆腐を加えて“麻婆茄子豆腐”にしてもよい(水分が出るので水溶き片栗粉を1g増やして調整)。
  • 作り置きするなら、なすは焼きつけを気持ち固めにしておくと、温め直しても煮くずれしにくい。